過日、2015年11月28日(土)に、品川女子学院にて第5回ソーシャル・ビジネス・アイディア・プレゼンテーションを開催いたしました。
お忙しいなか、多くの方にご来場いただき、本当に有り難うございました。
社会課題を解決する事業テーマと具体案を懸命に考えて表現してくれた高校生たちと、既に事業を進めて成果をあげている社会起業家の皆様。想いのこもったプレゼンテーションと来場者の皆様からの的確なご質問やコメントにより、多くの学びと出会いが生まれました。関係者一同心より御礼申し上げます。
1.防災減災ハックフェス Race for Resilience 代表、青山学院大学 地球社会共生学部 教授、マップコンシェルジュ株式会社 代表古橋 大地 様
http://crisismappers.jp/
http://raceforresilience.org/
http://gigapan.jp/
2.NPO法人G-net 代表理事 秋元 祥治 様
3.NPO法人ハートをつなごう学校 代表 /トランスジェンダー 杉山 文野 様
http://heartschool.jp
http://fuminos.com
1.品川女子学院高等部
http://www.shinagawajoshigakuin.jp
2.福島県立福島高等学校
http://www.fukushima-h.fks.ed.jp
3.神奈川県立元石川高等学校
http://www.motoishikawa-h.pen-kanagawa.ed.jp/
4.明治学園中学高等学校
https://www.meijigakuen.ed.jp/chuko/index.html
上記のプレゼンテーションとは別に、高校生によるポスター発表も実施。
▲多くの経営者、ビジネスパーソン、教育関係者、学生の皆さんにお集まりいただきました。
▲SBP田口義隆代表理事から開会のメッセージ。
▲進行は、品川女子学院の生徒達が担当。
台本にないことにも臨機応変に対応してくれました。
▲日本・世界のクライシスマッピングをリードする、古橋大地様によるプレゼンテーション。
キーワードは「一億総伊能化」。誰でも地図を作ることが出来る人=マッパーになれる時代がやってきました。被災地の状況を迅速に地図に反映させるツールをご紹介いただきました。
▲実践型インターンシップ事業を展開する、秋元祥治様によるプレゼンテーション。
地方都市における起業家的人材育成をきっかけにしたまちづくりのロールモデルを確立し、モデル展開を通じて、地域活性化を全国的に進めていくことを熱い語り口でお話いただきました。
▲性的マイノリティの認知を広める活動を行っている、杉山文野さんによるプレゼンテーション。
LGBTの人達が抱える問題についてお話いただきました。渋谷区では、同性カップルにパートナーシップ証明書を発行する条例が制定されました。
▲社会人の部と学生の部の間に、別会場で学生によるポスターセッションを実施。
学生一人一人が、自分の問題解決プランを来場者へ熱く語っていました。
▲プレゼンターへの的確なコメント、ご質問、アドバイスを下さる来場者の方々。
賞賛のコメントから、鋭いご指摘まで様々です。
上写真は、岩塚製菓 槇社長。
▲フジテレビ 鈴木様
▲日能研関東 小嶋社長
▲外務省 中村様
▲早稲田大学 藤井先生
▲昭和女子大学 坂東先生
▲学生の部です。品川女子学院の生徒2チームによるプレゼン。
もらったプレゼントが使われずに残ってしまっていることを問題点として、「中高生向けカタログギフト」を作成することの提案。
もう1チームは、「『量産型女子』に個性を持たせるプランの提案」です。デザインの基礎知識を学ぶために高校生の多くが活用しているものに着目しました。
▲福島県立福島高校の生徒によるプレゼン。
「好適環境水による土湯温泉の魅力創造」というテーマで、海水魚と淡水魚が一緒に生息できる好適環境水を土湯温泉に活用することの提案です。
▲神奈川県立元石川高校の生徒2チームによるプレゼン。
「新!食育アニメZERO」では、子供達の好き嫌いを改善するために作成したオリジナルアニメ、「環境問題を解決するアプリ『エコシス』」では、学生の多くが使用しているスマホに注目してオリジナルアプリの提案をしてくれました。
▲明治学園高校の生徒によるプレゼン。
欧米諸国に比べて低いとされる日本のフェアトレードの認知率向上に向けて、「地域における持続可能なフェアトレード運動を目指して」というテーマで話してくれました。
▲懇親会の様子。
来場者の方々が発表をした学生達に、積極的に声をかけて下さっていました。
学生達は自分達の問題解決のための協力を得ることも出来たようです。
来場者の皆様、プレゼンテーションをして下さった皆様、本当にありがとうござました。
SBPは「能動的社会の実現」「ソーシャル・バージョンアップ」を目指して今後も活動をして参ります。引き続き、イベントへのご参加やご協力をいただけたら幸いでございます。
今後もSBPの活動をご支援いただきたく、どうぞよろしくお願い致します。