第47回SBP経営者朝会は前回に続き「日本の危機を救う含み資産とは?」をテーマに開催いたします。
日本経済は長期的な停滞と人口減少という構造的課題に直面しています。その中でも大きな機会損失とされるのが、女性の力を十分に活かしきれていない現状です。特に、男女の賃金格差やキャリア形成上の障壁は、個人の可能性だけでなく、日本全体の経済成長力をも損なっています。本セッションでは、経済政策の観点から女性活躍推進の意義を明らかにし、企業経営における実務的な示唆を探ります。
【日時】 2025年10月17日(金)8:00~9:30(7:45 開場)
【場所】 学校法人 品川女子学院
〒140-8707 東京都品川区北品川3丁目3−12
東京大学卒業後、旧経済企画庁(現・内閣府)に入庁。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて経済学修士号を取得し、OECD日本政府代表部勤務を経て、内閣府・経済財政諮問会議事務局にて経済政策全般に従事。アベノミクスにおける政府・日本銀行共同声明(2%物価安定目標)策定に携わるほか、内閣府男女共同参画局長として「第5次男女共同参画基本計画」「女性版骨太の方針」、男女賃金格差の開示制度などを主導。直近は経済財政分析を統括し、実証データに基づく政策立案を推進するとともに、政府の公式景気判断である「月例経済報告」や「経済財政白書」の担当局長を務めた。東京大学公共政策大学院においても長年にわたりマクロ経済政策を講じ、政策実務と教育の両面で活躍。
1976年北海道生まれ。千葉大学文学部卒業後、ソフトバンクに第一期生として入社し、ネット黎明期のインターネット事業に携わる。経営コンサルタントやネットエイジ(現ユナイテッド)執行役員を経て、2005年にFringe81株式会社(現Unipos株式会社)を創業。心理的安全性と人的資本経営をテーマに、上場企業の有価証券報告書や統合報告書を分析し、人的資本経営フレームワーク「田中弦モデル」を開発・発信。著書に『心理的安全性を高める リーダーの声かけベスト100』(ダイヤモンド社)、『5000の事例から導き出した 日本企業最後の伸びしろ 人的資本経営大全』(東洋経済新報社)があり、組織のエンゲージメントを高める実践的アプローチとして、経営者・リーダー層から高い評価を得ている。
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